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プロジェクト・ワーク型教育実習 グループ制作物語(3)

グループC:ゲツヨウさん・ニカさん・クックさん
タイトル「忍者ウサちゃんの恋の物語」 キャッチコピー「カエル君のこと、私が守る!」

①昔々、あるところに見習い忍者のウサちゃんがいました。ウサちゃんは立派な忍者を目指して、修行を続けていました。ある日、ウサちゃんは昇級試験に失敗して、落ち込んでいました。気分転換のために、彼女は散歩に行きましたが、雨がザーザーと降ってきて、冷たい雨の中で、ウサちゃんはもっと悲しくなって、泣きそうになりました。「今日はひどい日だなあ。忍者をやめた方がいいかな」と言いました。その時、近くを歩いていたカエル君はその様子を見て、「かわいそうだなあ」と思って、励ましたくて、ウサちゃんのところに行きました。「あのう、大丈夫ですか?」とカエル君は言いました。ウサちゃんは答えないで、ずっと黙って泣いていました。カエル君はウサちゃんの背中に手を回して、何も言わずに彼女のそばにいました。しばらくすると、ウサちゃんの気持ちが少し楽になりました。「ありがとうね。」「どういたしまして。僕はカエル。なんていう名前なの?」「私、ウサ。カエル君、何か困ったことがあったら、私を呼んでね。これからも会いたいなあ。」「実は、僕、家出したんだ。もう帰らなきゃいけない。厳しい家族だから、この後、警備はきっと強くなる。二度と逃げることができないかも。僕の家は王城にある。来てくれたらそこで会えるかもしれない。」「そんな…私、まだ村から出る許可をもらっていない。もし、私が正式な忍者だったら、王城に行けるのに…」「ウサちゃんはきっと立派な忍者になれる。自分を信じて。ウサちゃんを待っているね。」その優しい笑顔を見て、ウサちゃんはキュンと恋に落ちました。彼女は静かに頷いて、カエル君が去るのをずっと見ていました。
②カエルくんに会って以来、いつもウサちゃんはまた彼に会いたかったので、村長に聞いてみました。「村長様、村の外に行かせてくれませんか?」村長は80歳のカエルで、いつも村の人の安全を考えているので、ウサちゃんに「村の外はとても危険だよ。本当に行きたいの?」と言いました。「はい。行きたいです。やりたいことがあるからです。」「自分のやりたいことをみつけたねウサちゃん。 それなら、君はもっと頑張らなきゃ。試練を越えたら、行かせてやるぞ。」「なんの試練ですか、村長様?」「筋肉狐ー村を守る神に勝つという試練だ」「へえええええ!筋肉狐神に勝つなんてありえないじゃないですか?」
「君ならあり得るぞ」村長に信頼されているから、ウサちゃんはうれしいそうに「最大限頑張ります」と答えました。この時点で、ウサちゃんの目標はカエルくんに会うことだけでなく、村長を失望させないことでもありました。そのあと1年間ぐらい昼夜を問わず訓練していたウサギは、ついに人生最大の試練に直面しました。ウサちゃんの対戦相手は、究極の力を持った筋肉狐神です。ウサちゃんは倒れるまで頑張って、ついに筋肉狐神を勝ちました。これは村の人々を驚かせました。 それは本当に一年前昇級試験で失敗したうさちゃんでしたか?ウサちゃんの努力が認められ、今ではウサギは村の外にいけるだけではなく、村の正式な忍者になることもできました。
③正式な忍者になったウサちゃんはようやくカエル君に会えると思って、ワクワクと王城を目指して出発しました。しかし、その日、王城が龍に襲われました。龍が鳴くたびに、雷がごろごろなって周りの建物に落ちて、多くの人を殺しました。王城に着いたウサちゃんは国の人たちを守るために、龍がいるところに急いで行きました。すると、カエル君は龍に食べられそうになっていました。その絶体絶命の瞬間、ウサちゃんは電光石火の如くカエル君の前に現れました。「カエル君のこと、私が守る!」と叫びました。それを聞いて、龍はゲラゲラ笑いました。「ウサギのくせに、偉そうな顔をして。そんな小さい体でいったい何ができる。」「私、強いから、絶対お前に負けない。」ウサちゃんは龍と戦い始めました。時々落雷に襲われましたが、それでも諦めずに戦い続けました。激しい戦いを経て、ついに龍に勝ちました。「カエル君を守れて、よかった。」安心したウサちゃんは微笑んで意識を失いました。カエル君はとても心配になって、しくしくと泣きました。
④実は、カエル君はこの国の王子でした。彼はみんなに「ウサちゃんを王室の病院に連れてくるように」と命令しました。ウサちゃんは一週間ずっと意識がありませんでした。目が覚めてからは、体が痛たくて何もできなくなってしまいました。お見舞いに来たウサちゃんの家族は悲しんでいました。カエル王子は、ウサちゃんの家族に「絶対に助けてあげる」と約束しました。ウサちゃんはまた力をつけようとリハビリに励んでいました。もうすぐ元気になったウサちゃんは、また忍者の修行を始めようとしました。忍び組の組長は、ウサちゃんの可能性を見て、遠く離れた場所への旅に出かけるように言いました。その間、カエル君もウサちゃんへの気持ちに気づいました。 退院の日、ウサちゃんは次の任務の準備をしていました。 その日はウサちゃんに自分の気持ちを伝える最後のチャンスだとカエル君は思っていました。
ウサちゃんが退院する時、カエル君はウサちゃんに求婚しました。「僕と結婚しませんか?」ウサちゃんは幸せそうな顔をして、「はい」と言いました。そして、二人は永遠に幸せな生活を送りました。
めでたしめでたし。

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